CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
「ヴォーカルの彼は……?」と、顔ぶれを見回すと、

「ああ、キリトは今日は単独で撮影が入っていまして、すいません」

と、マネージャーが頭を下げた。


「あいつ…最近、1人での取材とか多くないか…」


と、シュウがボソリと口にした。


「そんなに、1人での取材が……?」

気になって訊ねると、


「ああ…なんか、ね…」

と、シュウが答えて、


「まぁ、その話はとりあえず、いいや…」と、話題をかわした。



< 45 / 156 >

この作品をシェア

pagetop