イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「幸せ?乃愛が?」


夢子は全部話して
もし貴弘がまだ乃愛に気持ちがあるなら
今の状況から救ってやって欲しいと思っていた。


「乃愛は幸せじゃないわけ?」


「幸せじゃないって言ったら
どーします?
また優しく包んでやってくれます?」


「・・・いや
オレはそんな器じゃない
それに彼氏が居るだろ
優しくて素敵な彼だといつも言ってるよ」


「そーですか・・・わかりました」


器じゃない・・・イコールもう気持ちはない
夢子はそう取った。


「もう一度聞くけど
あいつ何かあったわけ?」


「聞いてもなにもしてくれないなら
言いません!
船越くんに頼みます」


「はぁ?何それ!」


「そんな器じゃないって言ったんだから
もう頼みません!」


「そうか・・・分かった
あっ!!!話変わって
また4人で飲まない?」


「はぁ?話変わりすぎですけど!
さっきまで乃愛がどうのこうのって」


「いいのいいの 船越に店の手配頼んでおくから
また連絡させるからね」


突然飲み会の誘い?
4人?


夢子はすぐにわかった
乃愛のことが気になるんだ
だから飲み会に誘って
様子を見ようとしているんだ・・・と。



フフフこっちも様子を見させてもらいますよ。





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