イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「ぶっちゃけ あんたは
前田さんのことどう思ってんの?
正直な気持ちを聞かせて」


「別に・・・」


「好き?」


「バカだね!人のものでしょ」


「もし!もしもよ
奥さんが居なかったらどーする?」


「居なかったらとか
考えられない
実際居るし!子供だって居るし!」


「もしもって言ったじゃん!
居なかったらまた付き合う?」


「何?夢子はあたしが貴弘を
好きだと言って欲しいわけ?」


「違うけどね
どーなのかな?と思っただけ」


「同じ過ちはしない!それだけ!
あっ!それからあたし
飲み会とかしてもその後
貴弘と二人きりになるとか
そんなことするつもりないから
この前みたいに船越さんを拐って
二人にしないでね!
以上終わり!!!」


「もぉ~そんな怒んないでよね」


怒るよ!怒る!
夢子はしつこい!


あ~あ 和典さんとも終わったし
当分また一人だぁ~。


しかし目の前で
番号を消去されるとはね・・・。


あたしも消さなければ
すぐに消去して
母にも一応
別れたことを報告をしたのだった。







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