私の闇
お父さんもお母さんも私自身をみてはくれない。

成績でしか私を判断しない。

死ぬ気でとった98点の答案。

「なんだ、所詮ここまでか。」

「100点とってもいない答案を自慢げに見せて来るなんて。」

はは、5徹の努力もその一言かぁ。

イライラする。

小言を言う母の前でそっと机の下の太股に爪をあてる。

心の篭っていないごめんなさいを言いながら血が出るまで引っ掻く。

あんまり血がでるのも困るからすこしずつ場所をずらしてる。
 
やっと小言から解放された私は部屋に戻り傷口を丁寧に消毒する。

酷いときには自転車で思いっきり転んだとでも言うような傷になってしまったこともある。 

だからすぐに消毒し傷を目立たないようにしているのだ。

我ながら滑稽だ。

馬鹿なことだというのは重々承知だ。


分かった上でやっている。

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