バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
第八章

夏休み前半

夕顔が大きなプーさんを抱えてマンションに帰ると、もうかず君が帰っていた。



かず君は夕顔が抱っこしたプーさんを見て驚いている。



「夕顔、それどうしたの。」



「ママに買ってもらった。」



「華駄目だ。夕顔甘やかしちゃ。」



夕食がいる所では話せないので、かず君を台所に連れて行った。



「スーパーで買い物してたら大野さんに会って、夕顔の事妹と思ったみたい。夕顔が私の事ママって言うから、欲しいもの買ってあげるから、今はママって呼んだら駄目って言ったの。それでプーさん買うことになったの。」



かず君も困った顔をした。


「華近くのスーパー行くのは止めて、車まで遠くのスーパーに行くことにしよう。大きい冷蔵庫買って、一週間分買いだめするしかないな。」


次の日早速冷蔵庫を見に行く事が決まり、夕顔は車の中で喜んでいた。



三人で出掛けるのがかなり嬉しいようだ。




買い物ぐらい近くでしたいけど、もう少しの我慢だ。



夕顔が喜ぶなら遠くまでの買い物も悪くはないと、思えた。







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