バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
華の可愛い寝顔を見ていた。



いつもは華に背を向けて寝ていたが、今日は華の寝顔を見ていたかった。




枕元に置こうとした携帯が赤く光る。



誰だろうこんなに遅く。




【もしもし 。】



【沢田先生ですか?】


【梓先生? 】



【そうでーす。少しお酒飲んでいて酔ってます。沢田先生誘っても全然付き合ってくれないから、つまらないです。明日夕顔ちゃん連れて遊園地に行きませんか?】



深夜に人の迷惑も考えずに電話をしてくるなんて、非常識な人は嫌いだ。



【梓先生の折角のお誘いですが、夕顔は人見知りが酷くて無理なんですよ。私用で携帯にかけて来ないよにお願いします。】



梓先生は返事もしないで電話を切った。



本当に我が儘な人だ。




関わりたくない。




どうして、俺に執着するのか理解出来ない。







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