バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
私はひたすら眠った。



かず君の事も夕顔ちゃんの事も忘れて、学校は三日間休んだ。



啓太のお母さんに、明日から学校へ行って大丈夫だよ。と言われた。



今日はマンションに帰ろうと思う。



学校の準備もあるし、でもマンションに戻ったら嫌でもかず君に会ってしまうだろう。



学校に行けばかず君が担任だし、避ける訳にはいかない。



啓太が学校から帰って来たので、明日から学校へ行く事を話した。



「啓太色々とありがとう。私今日マンションに戻る。」



啓太に腕を捕まれた。



「華、ここにずっといろよ。叔父さんが帰って来るまで、おまえを一人に出来ない。頼むから俺を頼ってくれよ。」



「ありがとう啓太。気持ちは嬉しいけど、啓太の事好きだよ。でもそれは友達として好きなんだ。ごめん。啓太の気持ちには答えられない。」




そんな辛そうな顔をしないでほしい。




啓太とはずっと友達でいたいと思う。








< 67 / 338 >

この作品をシェア

pagetop