昭和、平成の恋
デモ貴哉さんの仕事安定してない為私もリサイクル業にパートで働いている。
「早く準備して行かないと遅刻しちゃう」
そう思いアパートを出た。志穂の仕事場は車で15分位の所に有る。
朝なのにタラタラと走る車を追い越したり、我が物顔で片側2車線を1車線ツブして走るババ原チャリを追い越したり、苛々しながらやっとの思いで仕事場に着いた。
「おはようございまーす」遅刻はしてなかったものの疲れ切った顔でドアを開けた。
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