Afther 姫☆組 (姫シリーズVol.4) 【完】
潤也とジュディの寝室が別になったのは、離婚届に印を押してから
一度は、共に生きてゆこうと決めた相手だから、愛情がないといったら嘘になる
それでも肌を重ねることが出来なかったのは、やっぱり、潤也が姫花の肌を知ってしまったから
「ジュンヤ~ 明日は別行動でいいのよね?」
ジュディがアップにした髪をほどきながら潤也の寝室のドアに顔を出した
「あぁ・・ 古い友人と会うんだ」
「そう・・ じゃあおやすみなさい」
ジュディはそのまま部屋のドアを閉め、潤也の視界から消えた
バタン
としまる音を背中に、潤也は眼下にひろがる夜景をその瞳に写した
固く結ばれたネクタイを解き、シャツのボタンをあける
冷蔵庫からビールを取り出そうと腕を伸ばした時、目につく、いつかのブレスレット
仕事の時意外はずっとつけている、姫花のブレスレット
遠い昔のように感じるあのバンコク旅行で皆で揃えたブレスレットだったが、あの夜、姫花の腕についている2本のブレスレットに嫉妬した潤也は、姫花が寝ている隙に、自分のものと姫花のものを交換したのだ
日向のブレスレットと姫花のブレスレットが、姫花の腕で揺れている事が嫌だった
そんな些細なことでさえ、嫌だと感じた癖に、他の女と結婚した自分がおかしくて思わず口角があがってしまう
自分が何をしたいのかさえわからなくなってしまう、矛盾だらけの人生
潤也はそのままソファに倒れこむように座り目を閉じるのだった
一度は、共に生きてゆこうと決めた相手だから、愛情がないといったら嘘になる
それでも肌を重ねることが出来なかったのは、やっぱり、潤也が姫花の肌を知ってしまったから
「ジュンヤ~ 明日は別行動でいいのよね?」
ジュディがアップにした髪をほどきながら潤也の寝室のドアに顔を出した
「あぁ・・ 古い友人と会うんだ」
「そう・・ じゃあおやすみなさい」
ジュディはそのまま部屋のドアを閉め、潤也の視界から消えた
バタン
としまる音を背中に、潤也は眼下にひろがる夜景をその瞳に写した
固く結ばれたネクタイを解き、シャツのボタンをあける
冷蔵庫からビールを取り出そうと腕を伸ばした時、目につく、いつかのブレスレット
仕事の時意外はずっとつけている、姫花のブレスレット
遠い昔のように感じるあのバンコク旅行で皆で揃えたブレスレットだったが、あの夜、姫花の腕についている2本のブレスレットに嫉妬した潤也は、姫花が寝ている隙に、自分のものと姫花のものを交換したのだ
日向のブレスレットと姫花のブレスレットが、姫花の腕で揺れている事が嫌だった
そんな些細なことでさえ、嫌だと感じた癖に、他の女と結婚した自分がおかしくて思わず口角があがってしまう
自分が何をしたいのかさえわからなくなってしまう、矛盾だらけの人生
潤也はそのままソファに倒れこむように座り目を閉じるのだった