私、今から詐欺師になります
身をよじって手を振りほどく自分を穂積は黙って見下ろしていた。
「あ、ありがとうございましたっ。
それじゃっ」
と穂積が書いた紙を手に、茅野はその場を逃げ出していた。
「あ、ありがとうございましたっ。
それじゃっ」
と穂積が書いた紙を手に、茅野はその場を逃げ出していた。