COOKING GIRL. (完)
バキッ...ゴキッ...
倉庫のなかに、鈍い音がひたすら響く。
「お前...なにもんだよ...。」
倒れた男が気絶する前に聞いた。
「刈谷だ。今すぐこのクソみたいな族を解散させろ。」
「刈谷...組か...は...い、明日には...解散しま...す」
今日も終わった。族潰し。
いつのまにか刈谷組だなんて名前をつけられ、それが広まってるな。
族潰しを始めた理由なんてない。ただの暇潰し。
ストレス発散。
イライラしたときは族潰しをすることが癖になってしまった。