激しく、優しく、愛して





早い夏休みだった。



久々の自分のベッドに寝転がり
目を閉じれば服から冬二の部屋の匂いがする。






ポケットから鍵を取り出しそれを眺める。



こんな小さな物にわたしは喜んでいた。




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