激しく、優しく、愛して
「はい、これ!相川さん」「よろしくね!」
わたしの机に積み重なっていく紙。
早く書けよってつっこみたくなるほどの遅さで
バカ真面目にアンケートに回答している奴には
少し苛立ちすら芽生える。
「すいません相川さんこれ」
メガネをかけていた男子で最後。
見たことない顔なのにあっちは
わたしの名前を知ってる。
これも出席番号1番の特権かもしれない。
「失礼します」
…ぐっち。持ってこいと言いながらいないのは
どういうこと。