冷たい彼と同居生活



俺はポケットから可愛くラッピングされた小さな袋を取り出した。


「…忘れてた」


その袋を持ってことねの部屋へ向かう。


「にょわい!びっくりした!!」


そう大きく叫ぶことね。


「ノックわすれた」


ことねは色々言ってたけどとりあえず無視。


ことねに怒られに来たわけじゃないし。


俺の目的は


「…あげる」


この可愛くラッピングされた小さな袋を渡すため。


するとことねはぱぁーーーっと顔色を明るくさせて


「あ、ありがとう!!」


そう言ってにこっとわらった。



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