冷たい彼と同居生活
私を呼ぶ声がした。
この声知ってる。
「翔??」
声がした方をみると息を切らした翔が立っていた。
「あ、噂の翔くんだ」
「お前ことねから離れろよ」
「自分が泣かせといて何様?」
「お前には関係ない」
「関係ある」
なにこの険悪な雰囲気は。
お互い機嫌悪すぎるよ。
「入山さんは渡さないよ?翔くん?」
「俺だって渡すわけねえだろ」
何の話してるのか馬鹿な私にはさっぱりだ。
わかることは2人のとも機嫌が悪いってこと。