冷たい彼と同居生活



「あ、ごめんね。桜井くん。」


今にも泣きそうな桜井くんに私があわわと焦っていると


「心配しないで?俺が勝手に好きだっただけだから。ね?」


そう言って私の頭をポンポンと撫でた。


ボンッとゆでダコみたいに顔が赤くなる私。


「あの~2人の世界に入らないでもらえますかー?」


あ、杏里いるの忘れてた。


申し訳ない。


「こら!ことね!今忘れてたって思ったでしょ!」


「え!なんで!」


私顔に出てる!?


「なんとなく」


杏里はニコッとわらった。


ずっきゅーーーん。


可愛すぎる。





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