箒星
「んー、後で謝っとくよ。」


かるっ!


しかも最後聞いてないしね


もういいや……



「あんたさー……!」


突然あいつが「しーっ」というかのようにあたしの唇に人差し指を乗せてきた



「さっきから思ってたんだけど、あいつじゃなくて流星ってよんでよ」



……あたしのことば、無視したくせに


なぜだかわからないけど乗せられた唇が熱をもってきた



しょうがない



「り、流星!これでいいでしょ!」


叫んだとたん唇がさみしくなった



「はい、合格☆」


流星はあたしの唇に乗せていた指にキスをするとまた響先パイのほうに戻っていった
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