彼女の彼氏が決まるまで

「笹木?笹木は2時限目の後、体調不良で早退したと持田たちから聞いたぞ?」




「間違いです!今、保健室に‼鞄だってまだ机にかかっ・・」




夏音はみあの机を見て固まった。
そこにかかっていたはずの鞄や机の中の教科書がなかったから。







「遅れたからといって嘘をつくな!早く座りなさい。」




何なのか全く分からず、席についた。







4時限目の前の休みで保健室に見に行こう・・そう思って3時限目を受けていたがいたたまれなくなり、途中で授業を抜け出して鞄掴んで保健室へと向かった。









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