彼女の彼氏が決まるまで

「かのちゃん!!大丈夫?何ボーッとしてるの?次だよ!最悪な事に・・・アンカー・・だよ、3人とも・・・。」





「ほんとだ・・・。皆応援しようか?」





「それしかないかもね。」




夏音は前に出て、3人を見る。
瞬、塚原、渉が一斉にスタートした。







瞬も塚原もキャキャー言われている中、亜美は渉を応援していた。







「瞬・・・。」




塚原の事をまさやんなどと学校で言えるはずもない。
夏音は瞬が一番になったところを見届けて、校舎の中に入った。







「もう・・・・限界、動けないや・・。」




夏音は床に寝転んだ。









< 293 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop