刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】
職なし家なしな私
男の部屋は
私の夢の東京生活そのままなような
綺麗な高層マンション。


「えっと……お邪魔します。」

先程まで、浴びるように飲んだお酒。

帰り際、飲み屋の女将さんが、
温かいお茶をくれたので

酔いは多少なりとも冷めてきたが、
その分頭の中がガンガンする。


男は、
履いていた靴を脱ぎ、

そのまままっすぐ廊下を進んだので、
無言で、そのまま付いていった。

広いリビングに通されたと思ったら、
いきなり、


「君さ。死にたいの?」

死にたい……

あー。
なるほど。

こうやって人は殺されるのか。

東京ってやっぱり怖い。
大人しく田舎に帰ってれば、良かった、かな……
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