あかすぎる、恋に。
いきなり質問の矛先を向けられた遼真は、
どうするか迷っている。

うん、分かるよ。

いきなり質問の矛先向けられるって、
結構ビックリするよね。

「あー・・・そうだな。ショッピングで
いいんじゃね?」

遼真の口から『ショッピング』という単語が
出てきたことに意外なんですけど!


よく見れば、莉雨も唄鳥君もびっくりして
遼真のこと凝視してるよ!?

ねぇ、ちょっと!
まさかの遼真、気付いてない!!?

「う、うん!いいんじゃないかな!?
ねえ、莉雨!!」

私は必死に取り繕い、莉雨に投げかけた。

最初こそはびっくりして反応が遅かったものの、
ショッピングという案には賛成らしい。

「そうだよね、うん!私も最近行ってないし
彩とも行きたかったんだよね!!」

笑顔で言う莉雨。

・・・・・マジ天使だろ・・・・。

唄鳥君もみんながいいならという、大人な
対応をしてくれ、ショッピングという案に
決定した。






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