バスの天井裏と水たまり〜私が好きな絵本の話
32、ぼくのこと
【ぼくのこと】

長田真作さん

新進気鋭とはまさにこの人のことか。

この方、絵本作家としてデビューしてまだ間もないです。

昨年じゃない、一昨年くらい?でしたか。

一度その表紙を見たら忘れられないです。

「あれ?この感じどこかでも感じたことあるなぁ、、、」

なるほど、あの五味太郎さんのお弟子さんなのか‼

絵本業界の中でもとてもお若いです。

デビュー作(イラストのみ)が華々しく、当時、イケメン作家の称号付きで話題になったのですがその後、続けて出された絵本を見るととある人気俳優さんの親友だとかイケメンだとかそうい余分なのいらないです。

純粋に彼の描く絵本がとても素晴らしい。

見るととにかく目を引く。

その色使いが強烈な印象を与えます。

基本的に今出版されているものはどれも簡単な文章です。だけどどこか哲学的な。

だからといって小難しく書いている訳でもなく、限りなくシンプル。

今回、一冊ここにあげるならと言うことでこの絵本にしたんですけど、基本、とても色使いが綺麗な絵本作家さんなんだけどこの本に関しては色は無し。

絵も線描き。

余計なもの全部省いた感じです。だけどきちんと文字でも伝えてくる。無駄なものがない分、素直に伝わってきます。

短期間でどんどん出版されててきっと絵本業界、昨年辺りから相当ざわついてる(笑)(笑)

きっと本屋さんに行けばあるはずなので是非、先ずは手に取って見てください。

そして【長田真作】この名前を覚えておいて頂きたいです。

さらにさらにこの先、話題になる人なんじゃないかなぁ。

あっ、余談ですが、

今回、長田さんの事をご紹介しようと思い一応、プロフィール的なのを調べていたら、昨年、ワンピース(漫画の方やで洋服のほうやないで、笑)の特集ムックみたいなのでその中でルフィたちの幼い頃の話?の絵本を書いておられるんですって。

私はその辺り詳しくないけどワンピースの作者さんが描くんじゃなくて絵本作家さんが描くワンピース。

ほぉ〜、ですよね(笑)

でもまずは長田真作さんが描く絵本の世界、是非、覗いて見てくださいね。






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