ange~天使が恋した王子様~

souvenirs


体育祭が終わり、少しすると文化祭の時期になった。


「ねぇねぇそっちのペンキ取ってー‼︎」


「釘どこにある?」


「美術部いるー?」


「ここって何色ー?」


「これ間に合うのかよー」


「微妙〜」


「杏ー赤色のペンキ足んないー‼︎」


「白もー」


「りょーかい‼︎取りに行ってきまーす」

あ、重いかな…

ソウくんに声かけて一緒に…

そう思い、ソウくんを見ると黙々と作業をやっていた。

まぁ……1人でもいけるかな。

私は倉庫に向かった。
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