あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

甘い、甘すぎる時間。

それは、クリスマス・イヴの奇跡のようだった。

たった一瞬のはずなのに、

私には永遠ほどにまで感じられた。

オレンジのふわふわした、

ろうそくのような明かりの中、

二つの影が寄り添っていた。
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