あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

ふとした瞬間に、

――例えば思い出の通学路を一人で帰った時、

何だか寂莫の想いがこみ上げて、

息が苦しくなる。

(やっぱ、好きだったな…)

別れたわけじゃないけれど、でも、もうほとんどそれに等しいだろう。

ゲーム上での空白の時間は、

現実で春人と一緒に居た印。
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