あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-
<その頃>春人、イギリスへ旅立つ

夢の欠片


(俺は、何やってるんだろう…)

故郷から遠ざかってゆく飛行機の中で、

俺――永遠 春人は、

窓に肘をつきながら一人、

考えていた。

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