俺様上司に、永遠の愛を誓え

(だけど、新藤部長の方がかっこいい……)


そう思うと、無意識に顔がほころんだ。


「ちょっとまゆ…思い出してるでしょう…部長のこと…」

「えっ…」

「……にやけてたし、今…」

恵利が呆れ顔で見る。


「そんなこと……」

「なくないでしょうが……」


恵利がキーボードを打ち込みながら、

「好きすぎだってば…もう」

と、笑いながら肘で小突いてきた。


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