哭く花

私と、先生と、みんなの日々は、

学校では何も変わらず、いつものように過ぎて行った。

先生も学校では先生で。

私も学校では生徒で。

でも、時々帰り道で会う先生の車に乗せてもらったり、

夢ちゃんと3人でご飯を食べたり。

そうやって笑って過ごすうちに、私も先生も、本当に家族になったように感じていた。
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