金髪少女
私はこの15年間、騙されていたの?


あんな奴なんかのために頑張って家事や、育児を?


あの人の血を引き継いだありさが気持ち悪かった


見たくもない金髪もあの人に似てる顔も全部、気持ち悪かった




2年が経った今でも変わらず憎かった


ありさに手まで上げてしまう私は、なんなのだろう


憎いはずなのに、自分の娘だからか胸が痛い


なんで私はこの子を殴ってるの?


なんで私はこの子を蹴っているの?


なんで私は...怒っているの?


この子は何も悪いことをしていないなんて前からわかりきっていたこと


だけど、あの人に似てるだけで暴力を振るわれるなんてそんなこと言っても分からないだろう


ごめん...ありさ


本当にごめんね...


私は痣と血だらけになったありさを抱え泣きながら手当をした
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