【短】線香花火
”また今度な”

約束は果たせなかったけど
覚えてるよ…
この先ずっと。


―君との線香花火を―



私はポケットに忍ばせていた
線香花火を2本、取り出して
それぞれに火を燈した。


重なり合った線香花火は
切なく光を放つ。


君が居ないと楽しくないや、



ねぇ、君は覚えてる?
線香花火。






やがて、重なり合わされて少し大きくなった発光体は
静かに地面へと落ちていった。



線香花火の燃えかすと
切なさだけが残った。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【短】貴方の声が聞きたくて

総文字数/626

実用・エッセイ(その他)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
直接声が聞きたいよ…。 先に「変わらない世界」をお読み下さい。
【短】動き出した世界

総文字数/1,292

恋愛(学園)6ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
先生を好きになる前の話。 「変わらない世界」の番外編です。 最初に本編を見ることをおすすめします。
変わらない世界

総文字数/26,525

恋愛(純愛)106ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
数学が苦手な生徒と数学教師の恋

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop