笑顔を持たない少女と涙を持たない少年
◇ あらすじ


主人公・沢野依美(サワノ エミ)は、生まれつき笑うことができない不思議な体質だった。それに加え“嬉しい”や“楽しい”といったプラスな感情を表現することができず、上手く人間と関われないことを悟った依美は、自然と周りに壁を作るようになっていた。


ある日、依美はひょんなことから少年・城崎 奏(シロサキ ソウ)に出会う。彼は一見普通に見えたが、実は涙を流すことができず、マイナスな感情を表現することができないという、依美とは正反対の不思議な体質の持ち主だった。


自分と正反対、でも同じ居遇に立つ奏との時間に最初は戸惑いながらも、依美は“本当の幸せ”に気が付くために、奏と一緒にいることを決意する。


同じ時間を過ごすうち、依美と奏はそれまで気が付かなかった沢山のことに気が付いていき、やがて恋に落ちることになる。


そして“本当の幸せ”と共に、2人は“笑顔”と“涙”を手にするのだった。

< 463 / 463 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:62

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

この恋に砂糖は使用しておりません
佑莉奈/著

総文字数/30,118

恋愛(純愛)130ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
甘ければ甘いほど お菓子は美味しくなる そう思ってた でも 「お前をそういう風には見れない」 砂糖を使いすぎると 甘すぎて 食べきれないらしい 「支えてきたのは、あたしだよ」 「それと恋愛は関係ねぇだろ」 じゃあ、もう 砂糖なんて使わない 甘くないお菓子がお好みなら 砂糖を使わず作ってあげる そう決めたあたしに―― 「今度は俺が守る番、なんだろ」 「それでいいって、俺がそばにいるんだから」 甘いお菓子なら、もう売り切れ “この恋に砂糖は使用しておりません” それは ちぐはぐな2人の お砂糖抜きの物語。 .。 ______________________________ 。. かなりマイペースに更新します タイトルや内容の変更等が あるかもしれません ご了承ください
今、2つの色で
佑莉奈/著

総文字数/110,025

恋愛(キケン・ダーク)500ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「俺と、浮気しねぇ?」 ふと聞くと 軽くて 軽蔑してしまうような言葉 でもそれは、 本当の優しさだった 「ごめん、そばで守れなくて」 変わり始めた世界に 突然告げられた言葉 「忘れんなよ、俺のこと」 いつまでも、 2つの色でここから描こう * ◎2016.05.22 完結いたしました * ◎総合ランキング ◎ジャンル別ランキング 最高 5位 * ◎2016.12.15 ≪じれ甘ラブ特集≫に 掲載していただきました * ◎素敵なレビュー ありがとうございました なっつんみかん さま ウヒョンらぶ♡ さま 愛咲凛 さま 柊乃 さま こむむ さま 雨乃めこ さま L i l y さま 野々原 苺 さま 田山麻雪深 さま KENLove さま 高川泣月 さま はくむ さま 神木玲華 さま
恋することを知った恋
佑莉奈/著

総文字数/82,399

恋愛(純愛)400ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
好きだよ、愛してるよって そんな上辺のセリフばかり並べて これは運命だ、奇跡だって 何も考えないで簡単に口にして 面倒になったら、 飽きてきたら捨てる それを繰り返して “恋愛”と呼ぶのなら あたしはもう そんなモノに 浸かりたくないと思った ―――――――――――――― 本当は愛されたいのに つい強がってしまう、 全ての女の子へ ―――――――――――――― 4.16 完結いたしました

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop