『an Innocent Party』

佐藤愛香

「はぁ、なんてバカだったんだろ…」
昼間の自分のミスを思い出して、ため息が出る。 


おかげでこんな時間まで残業だ。

入社一年目なんだから大目に見てくれても…なんて考えみるが、結局悪いのは自分だと気付き、自分に辟易する。

「みんな見たいに四大行けばよかったなぁ…」
と四大に進んだ友達の楽しそうな学校生活を思い出して、短大に進学したことを後悔する。 

そして無事仕事は終わり、遅めの帰途につく。 

シャワーだけ浴びたらすぐ寝よっと…。
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