サプライズ★フィナーレ✿修正中✿
「……ごめん」

 私は、先に言われる前にポツリ。恥ずかしさと不安を抱えながら呟き、チラッと見上げた。

 すると翔の顔は、スッと強張り不安を浮き彫りにした顔付きで、私を食い入るように見つめてきた。その不安気な黒い珠は、私の言葉の真意に揺れているのがわかる。

「あ…………上手く応えられなくてごめん」

「……」

 まさに目が点……。

 そんな顔を見せる翔に、私は恥ずかしすぎて、すぐ横に置かれたモダンなクッションで顔を隠した。

 最悪に恥ずかしい! 何言っちゃってるの? 私。……絶対に呆れてる。
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