ストーカー気質からの脱却を試みる

なんとなく置いてかれてる感




そのうち彼氏という存在は欲しいけど、彼氏自体はどうでもよくなってきた。

好意を寄せられて嫌な気はしないし、いざという時になんとなく心強いし、なんか味方になってくれるって安心感。
だから彼氏にはどきどきもときめきも何にもない。

「今度結婚式の招待状送るね!」

20歳を過ぎて1年、2年と経ってくると、学生時代からのカップルたちがちらほらとゴールインし始める。

「わたし結婚なんてできるのかな…」
「彼氏いるじゃん」
「いや、あの人とこの先は…」

適度な距離(数ヶ月に一回のデート)を保ちたいから、毎日誰かと一緒なんて考えられない。
自分から会いたいと言ったこともない。(友達にならある)

おはようからおやすみまで、むしろおやすみ中も24時間365日一緒なんて、「いつ空いてる?」の比じゃない苦痛の日々!なんてことだ!


< 10 / 29 >

この作品をシェア

pagetop