ストーカー気質からの脱却を試みる
そのに、てきとうな自分。

てきとうなnew彼たち




思いの外別れというものがしんどいとわかったわたしは、傷つかないようのらりくらりとしたお付き合いを重ねる。
来るもの拒まず、去る者追わず。

「相手の好きよりも、自分の好きが大きくなってしまうと辛いんだ!」

「それって好きになりすぎないようにするってこと?なんかそれも悲しくない?」

常に追いかけられて、追いつかれないように、ちょっと先を歩く。
追いかけるのを諦められそうになったら、時々歩み寄って気を引くの。
それでも駄目そうな時は自分から別れを切り出す。

「弄んでるね」

「でも好きって言ってくれてる」

「可哀想な彼氏」


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