先生のことなんて好きにならない!
先生は、近くに誰もいないことを確認し、ドアをしっかりとしめた。
「日曜返すよ」
「じゃあ…綺麗にして返してくださいね」
ここでまた日曜のことを出されたら深呼吸の意味がなくなってしまう。
「あ、そうだ。先生、ここ分からなかったんですけど」
「ああー…そこ、公式がややこしいんだよ」
とりあえず、話を逸らそうと勉強に話題を変えた。
席についてテキストを取り出し、教えてもらう間も頭の中は日曜のことでいっぱいだった。
あー!もう!こんなの私らしくない!