真実の愛を見つけたい『I want to find the truth of love』

…私はあなたの何?


お祖母ちゃまの所に戻り
洸さんの部屋にあった手紙を
開けて読んだ。

驚きの内容だったが
だから、琉斗さんの宛の手紙が
あったんだ。
美里さんが脅して父も乗ったんだ。

二人とも最低だ。


私の、この生活も一週間が過ぎた。

琉斗さんからは、
『まだ、帰らないのか』
と、メールが来ていたから
『すみません。長引いていて』
と、返していた。
別れを告げることが
出来なくて・・・

父からは、
「マンションは解約した。
荷物も廃棄
神崎さんとの婚約発表は、
二ヶ月後だ。」
と、言われた。


お母さん、あの人は
どうして、私を物のように
扱うの?

お母さんは、辛くなかったの?

私は、我慢出来るか‥‥
      ‥‥‥‥わからない


そんな時・・・

部屋をノックする音が
大賀さんだ。
「夢穂様、茜様がお呼びです。」
「お祖母ちゃまが?わかりました。」
と、言って
お祖母ちゃまの部屋に行き
< コンコン >
『お入りなさい。』


「お祖母ちゃま、お呼びですか?」
「夢穂。私は、あなたの何ですか?」
「えっ、どうされたのですか?」
「私は、あなたのお祖母ちゃん
じゃないの?」
「はい。私の大好きな
お祖母ちゃま、ですよ。」
「それなら、どうして一人で
悩むのですか?
一度ならず、二度までも」
「えっと‥‥」
「私が、知らないとでも?
一人で苦しまないでお話しなさい。」
と、言われた。
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