花奈 ~15日生きた君へ~
縁の下の嘘つき
6月9日も放課後になると、私は良平と一緒に花奈のもとへ行こうとした。
だけど今日良平は委員会の集まりがあるらしく、後から行くって連絡が来たから一旦1人で向かうことにした。
「花奈来たよー!」
花奈の家に到着し部屋に入ると、いつものように花奈が笑顔で迎えてくれる。
「あれ、良平は?」
「委員会で遅くなるって」
「へーそうなんだ、珍しいね」
良平がいないことにすぐに気付いた花奈に、状況を説明する私。
花奈の言う通り私も珍しいなって思った。