願 叶



うわっ!!!


俺はすぐさまうつ向いた。


俺、いつのまにか寝てしまっとるし。



アカン!!今の千春ちゃんに聞かれてもぉた。


唯があんな事言うから千春ちゃんと間違って…。

「螢君?」


「…すまん。今のは…そのっ…。」


千春ちゃんに何も言えん…。言葉がみつからん。

「螢君が私を保健室まで運んでくれたの?」


「えっ…?あっ、…そや。千春ちゃんを風邪ひかすわけには、いかんしなっ。」



< 223 / 355 >

この作品をシェア

pagetop