[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。
「バカ。お前に頼られることのどこが迷惑なんだ。むしろ嬉しい」
湊君は私を優しいぬくもりで包み込みながら言った。
「もう、無理して笑わなくていい。お父さんのこと思い出して辛くなったら泣いていいんだ」
「うっ…あぁぁぁっ!!」
湊君のTシャツの後ろをぎゅっと掴んで彼にしがみつき、私はひたすら泣いた。
次の日、目が腫れるのも構わずひたすらに。
きっと湊君がいなければ、ずっとずっと流れることのない涙だった。
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