黒冷鬼

シンクロ

〜夢〜


緑「ね〜一緒に遊ぼ?」


これは小さい頃の記憶
まだ僕の命が狙われてなかった頃
緑と一緒にいた頃の話


黄「みんなで遊んだ方が楽しいよ?
ほら早く早く」


この頃は楽しかった
お母さんとお父さんとお兄ちゃんと緑と一緒に
暮らして


緑「名前なんて言うの?」


?「僕はね連だよ…紀伊お兄ちゃんと遊びに来たんだ〜」


ここは公園なんだけど神崎組の近くで昔僕達の家があった


連「あそこにいるのが紀伊お兄ちゃんだよ」


黄「名前一緒だね〜僕も黄っていうんだ〜
三葉黄よろしくね連くん」


そういえば連って神崎組の現組長だよね
緑が探してる、それに僕がお世話になった人の息子だからね


緑「私は三葉緑だよよろしくね
大勢の方が楽しいから連くんのお兄さん呼んでくるね〜」


この時からもう始まってたなんて
僕は想像もしてなかった


連「ね〜この辺に住んでるの?」



黄「うんそうだよ君も?」



連「うん」


緑「連くんのお兄さん遊ぼ?こっちこっち」



紀「どうしたの?うわっと、待って待って」


黄「何して遊ぶの?
僕は「鬼ごっこ全制覇」
やっぱりこれで決まりかな?」


緑「連くんやお兄さんはいい?
鬼ごっこ全制覇で」


連「いいよ」

紀「緑ちゃんと黄くん?であってるかな、
2人は双子?」


緑・黄「うんそうだよ」


紀「ふ〜ん」


近くにいた僕以外気づかないような小ささだった


それから遊びまくって
帰る頃には鬼ごっこ全制覇し終えてた



緑・黄「バイバーイ」


連「バイバーイ」


紀伊「気おつけて帰ってね」


〜夢end〜


黄「懐かしいなこの夢見るの
この時からだよねあいつが
緑に執着し始めたの
あの後縁(えん)切られたみたいだけど
養子にでもなったのかな?」
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