2人の運命…
第二章 溝




二人の時間が、あっという間に過ぎた。
あたしはちょっと寂しかった。





「りぃ準備出来たか?」





「…ぅん」




樹の後ろをちょこちょこと追って外に出て、樹を待機。







ブォン…。




「乗って」





「ぅん」




あたしが乗ったのを確認して、樹は走り出した。








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