君のコト
『結城君からかも!?』

ケータイを開いてみてみると画面には予想通りの【結城君】の文字がある。

『なんて送って来たんだろ?』

気になって急(せ)かす気持ちがある。

【こんばんわ〜学校ぶり(ワラ
メールありがとね
これから学校でもメル友としても宜しくね】

普通に考えれば極普通のメール。

『だけど私、渡辺綾はすごい嬉しいです。』

『何たってあの結城君のアドを内緒で持ってるんですから。』


私は結城君にメールを返す。

【結城君との約束絶対守るからね(^^ゞ
頑張ります
それじゃあまた明日学校でね(*・ω・*)ノシ】

送信ボタンを押す。


たかがただのメールなのに心臓がドキドキいってる。

『も、もしかして!?』









「好き…なのかな?」
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