【完】クールな君に告白します
「うん。冬休み忙しいかな?」
「まさか……スケジュール帳は真っ白です!」
興奮気味にそう答えれば、周りが気味悪がって白い目で見ていても、正木さんだけは小さく笑ってくれたんだ。
「ふふっ。今度の冬休みは予定がたくさんだね?」
だから、私も自然と笑みが零れたのだった。
私も、こんな風になりたい……。
正木さんのように顔を上げて堂々とすることが出来るようになりたい。
そんな温かさに包まれた気持ちを壊すように、午後の授業前の休み時間、私に災いが降りかかった。