鬱と暮らす
あとがき

人の心は読めないし簡単には動かせません
交換だってもちろんできません
精神障害がある人を厄介だと思うこともあるでしょう
付き合いきれないと感じることもあるはずです
それが人間というものだと思います
ですからどうか
今のご自分を大事になさってください
ご自分を愛してください
鬱病である人の中には
単にストレスに弱いというのではなく
脳の発達障害が関わっている方もいらっしゃいます
望まずして慢性的に鬱状態になる方もいらっしゃいます
なにか直接手を貸してほしいとは言いません
ただただ
自然と孤立してしまいがちなその人たちが
当たり前に社会の一員であるということだけを
当たり前のこととして受け入れてください
「変な人」でも「怠け病」でもないということだけ
知っていてください
精神障害者が生きやすい世界になりますように……
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

愛する我が子へ

総文字数/53,528

ノンフィクション・実話71ページ

表紙を見る
小さな息子へ

総文字数/18,842

実用・エッセイ(その他)25ページ

表紙を見る
言い訳の旅

総文字数/1,718

実用・エッセイ(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop