あなたと恋に落ちた場合。
ハッピーな気分に浸りながらその後も色んな店を二人でまわり、モールの中を散策する。
「ふうー、見尽くしたね!」
もうほとんど見尽くして、モールから家までの帰り道を歩きながら嬉しそうにいう彼女。
「な、楽しかったな〜!」
今日のデートのことを思い出すと自然ににやける顔。
あー、もう幸せすぎるんじゃねえ?
「うん!すっごい楽しかった!あのね、ワンピース嬉しかったっ!ありがとう!」
にこっと頬を染めて笑う陽葵。
そんな笑顔に俺の理性は限界になりつつある。
…ガンバレ、俺の理性っ、
「…おうっ!」
自分の理性を応援しながら陽葵の手をぎゅっと強く握る。
あ、そういえば、
「陽葵が俺にプレゼントしてくれたあれなんだ?」
開けようとしたら恥ずかしいからって、断られて結局まだ見れていない中身。