color



ん?


え?ここどこ?


この匂い...

マジか

病院だ⤵


そういえば腕に何か乗ってる...ってか


...重い!


と思ってみてみると


誰コレ←



あ...あの時のお医者さんか...


でも.....



寝顔超~~~~~かわいい♡



と思っていたら



ガラガラガラ!


パパ「舞彩!!!!大丈夫か!!!」


舞彩「も~~パパ~うるさい!」

ママ「舞彩が倒れたってきいて心配したんだからね~」


舞彩「え~大丈夫だよ~」


「ん?あ..寝ちゃってたっっって院長!?
すみません!時間があったので様子を見に来たら寝てしまっていて...」


舞彩「あの~誰?」

パパ「ここの病院の精神科医の天王寺先生だよ」

舞彩「パパって院長だったんだね~」

パパ「ううぅ舞彩~」

ママ「あれ?言ってなかったっけ?」

パパ「舞彩が生まれる前にはとっくになってたよ~泣泣」

舞彩「あっそ

何か倒れる前聞こえたんだけど」


亮「天王寺亮です

音楽グループcolorのリーダーやってます

colorのメンバーになって下さい」


舞彩「へ?????」


亮「colorのメンバーになって下さい!」

舞彩「何で???」

亮「僕たちにはあなた!舞彩ちゃんの歌声が必要だからです」

舞彩「私音痴だし声もきれいじゃないよ?」

亮「こんなに素敵な声の持ち主はいない!っていうほどきれいな声だし音程もぴったりだよ!」

舞彩「ほんとに私でいいの?」

亮「舞彩ちゃんじゃないとあり得ない」

舞彩「こんな私でいいなら...よろしくおねがいします!」

亮「ありがとう!


院長先生いいですか?」


パパ「ううぅ舞彩よかったな

パパは舞彩の一番のファンだからな」

舞彩「この人に別に許可とかとっても大体こんな感じで帰ってくるからママに言っといて?」

亮「う...うん」

ママ「この子極度の方向音痴だから大変だと思いますけどよろしくお願いします」

亮「こちら来よろしくお願いします」

舞彩「でも発表とかどうするの?colorって結構人気じゃん?」

亮「来月からレコーディングがあるから」

舞彩「そこで歌えと?

亮「そゆこと!」

舞彩「じゃあ今からカラオケいこっか!」

亮「貧血がひどかったから今やってる点滴が終わるまでトイレ以外動かないでね~」

舞彩「え~~あと2時間くらいあるじゃん」

亮「これ終っても今日は院長先生が帰られるまで医局にいてもらうから」



舞彩「え~病院にいるのに医局?何かした~い~」

パパ「じゃあパパの仕事手伝って~」

舞彩「絶対ない


よし!研修医のふりでもするか!」


亮「舞彩ちゃんって医師免許もってるんだよね?

だったら一番得意な分野のところに行ったらどう?」


舞彩「救急にする~♪」

亮「外来の補助ならいいよ」


舞彩「やった~」


亮「じゃあ点滴終わるころにまた来るな!」


舞彩「待ってるね~

お仕事頑張って~」


亮「じゃあまた後で!


失礼しました」


と言い残し病室から出て行った





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