クールな御曹司の甘いお仕置き
キッチンを見つけて冷蔵庫からペットボトルの水を取り出す。

「優君、頂きます」

この場にいない家主に一言言ってからキャップを外して水を飲む。

キチンと片付いたアイランドキッチン。

シンクにお皿なんて置いてないし、綺麗好きの優君らしいなあ。

水を手に持ち、ふらりと隣のリビングに行く。

視界に飛び込んでくるのは、星屑のように美しい夜景。

優君は毎日この夜景を眺めてるのかな。

近くにあったソファーに座って窓の外を眺めると、月が見えた。

そう言えば……最近、月を見る余裕なんてなかったな。

小さい頃は優君の家の庭に寝転んでよく月や星を眺めたっけ。

あの頃は楽しかったな。
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