バカは私の取り柄ですっ!!
「おいっ!遅いぞ遼!姫!」


なぜか怒ってる真輝を無視して、飛行機に先に乗る。

飛行機での席は、俺は窓側の5列目。

俺の隣に愛叶、後ろに真輝、真輝の隣がありすになっている。

話なら、その時にでもできる。

だから愛叶も連れて乗る。

無言で、無理やり隣に座らせた俺に、

愛叶は”わけがわからない”という顔をしている。

そんな愛叶に、俺は爽やかなドSという感じで


「”俺のことが”なに?」


と笑った。

いや、微笑んだ。
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