バカは私の取り柄ですっ!!
第32章 ⋆*side~湖南遼~⋆*
それからしばらく、愛叶はひねくれていた。


「なぁ、ごめんって。」

「ふん、もう知らないもん。」


ずっとこんな調子だ。

はぁぁ。

どうやったら機嫌が治るんだよ。

ったく。



「アイス食べるか?」

「えっ!?」


あ、釣れた。

でも、その前にキスする。

チュッ。

で、アイスを持たせる。
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